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東宝社員の働き方は、部署や担当する仕事により千差万別です。標準となる就業時間は10:00~18:30(実働7時間30分)ですが、フレックスタイムを活用し、一人ひとりが効率よく、メリハリのある働き方をしています。このコンテンツでは、働き方の事例として、6人の社員の1週間のスケジュールを紹介します。
※ このコンテンツは2024年に作成されたものであり、社員の所属部署は2024年当時のものです。
スケジュール内の+マークをタップしていただくと、詳細をご覧いただけます。
映画企画部
Y. K. 入社7年目
※2024年取材当時
今の仕事のやりがいについて一言!
エンドロールを見てくださればわかるように、映画は沢山のプロフェッショナルが作り上げる総合芸術です。監督や脚本家、役者はもちろん、撮影、照明、美術や録音…本編完成後は宣伝に至るまで、ここには書ききれないほど多くの専門スキルを持ったプロが集まります。そんな彼らが、自分が面白いと思った物語に全力で向き合い、映画としての命を吹き込んでくれる。こんなに贅沢でありがたく、面白い仕事は他にないと思います。
ひとりで企画を練っているときは孤独な作業ですが、その企画が育つにつれ関わってくれる人が増え、多くの仲間の力を借りて立派な作品になっていきます。そのプロセス自体がやりがいですし、その作品がお客様に届き、誰か一人にでもその心に響くものがあったのであれば本望です。
プロデューサーは何者でもありませんが、ひとつ負けないことがあるとすれば、作品に対する愛だと思っています。人の心を動かす映画を作る、そのために最強のチームを編成し中心で情熱を持ち続ける、魅力的な仕事です。
宣伝部
N. O. 入社9年目
※2024年取材当時
今の仕事のやりがいについて一言!
宣伝は、作品のイメージを作っていく仕事です。
製作陣が生み出した大切な作品に、予告編やポスター作成を通してイメージを作っていきます。とても責任がある仕事ですが、同時に面白く達成感のある仕事だと思います。
宣伝部の仕事は企画力と実行力のどちらもが必要です。面白い企画を考え、実行し、そして着地させることまでが仕事だからこそ、企画するだけでもダメですし、面白いものが思いつかなければそもそもイメージを作ることすらできない。頭の中で面白そうと思った企画を形にすることができるのは、宣伝部にしかできない仕事かもしれません。
面白いものを生み出し、一緒に作品に関わる仲間たちを楽しませ、「その企画いいね!」と思ってもらい、最終的に着地させていく。宣伝というパートにおける責任者になるので、信頼関係を築くことがなによりも大事ですね。
TOHO animation
S. Y. 入社6年目
※2024年取材当時
今の仕事のやりがいについて一言!
自分が妄想していたイメージが、作品という形になり、世の中に出て、さらにはファンの方がついてくれるというのは、嬉しいことだと思います。また学生の頃にファンだった監督や作家と仕事ができるというのも、嬉しい瞬間ですね。
特にアニメでは、イベントなどで実際のお客様の顔や生のリアクションが見られることが多いので、作品が届いたという実感が湧きますしやりがいを感じます。アニメ製作は「文化祭」のようなものだと思います。近年では海外まで含め大勢で一つの妄想を形にしていく。その中心にいさせてもらっているのが、私たちプロデューサーです。
よく意外だといわれますが、実は非常に人と人のつながりが強い業界なんですよ。
プロデューサーは同時に何作品も担当することが多いので、責任も大きいですが、多くの人に支えられながら仕事ができていると感じます。
ライツ事業部
M. S. 入社1年目
※2024年取材当時
今の仕事のやりがいについて一言!
自分が関わった仕事の先にいらっしゃるお客様の喜んでいる姿を見ることができるのは、大きなやりがいだと感じます。
私たちは目に見えて商売をしている部署です。映画やアニメに関わる部署の中では、とりわけやったことに対してわかりやすく数字と結果が出ます。そのため各商品・コラボキャンペーンの成功ポイントや改善点が明確になり、学ぶことが多くとても勉強になります。
監修ばかりしているようなスケジュールに見えるかもしれませんが、実は社内・他社とたくさんの方々と関わりながら、マネタイズを行っていく仕事です。
自分の監修した作品が実際に陳列してお客様が手に取っているところをみるとやってよかった!と思いますね。
演劇部
N. S. 入社4年目
※2024年取材当時
今の仕事のやりがいについて一言!
作品が形になっていく過程を身近に感じながら、現場をサポートすることにやりがいを感じます。
特に初日が開いた瞬間の感動は格別で、何か月も準備してきたものがついにお客様の前に披露されるその瞬間に立ち会えるのは、とても特別な経験です。
特に国際室の仕事は海外とのつながりがあることが1番の魅力だと私は思っています。海外の素晴らしい作品を日本のお客様にお届けできることは責任も大きいですが、同時にとてもワクワクします。また、価値観やバックグラウンドの異なる様々な国のスタッフと仕事をすることで日々自分の視野を拡大し価値観の再構築を行うことができることはとてもありがたく、彼らの豊富な人生経験のエピソードを聞くことも楽しみのひとつです。
不動産経営部
Y. K. 入社1年目
※2024年取材当時
今の仕事のやりがいについて一言!
少数精鋭のため1年目にもかかわらず、様々な種別の物件を担当できていることがとても勉強になります。東宝は全国に多種多様な物件を所有しているため、レジデンス・オフィス・商業施設・エンタメ関連施設など様々な再開発プロジェクトに携わることができる点は東宝不動産経営部ならではの魅力だと考えています。
また、東宝はエンタメ部門と不動産部門といった色々な部署を経験できるので、それらのシナジーを活かした東宝らしい再開発ができると思っています。
企画会議
火曜日:10:00~12:00
ほとんどの企画はここから始まります。小説や漫画だけでなく、新聞記事や実話・オリジナルアイデアなど、隈なくアンテナを張り巡らし企画のタネを探します。プロデューサーたちが集まり意見を出し合うことで、新鮮な視座や切り口が見えてくることも。可能性の宝庫です。
パンフレット・
二次利用監修
火曜日:16:00~18:00
プロデューサーの仕事は、企画開発や撮影現場だけではありません。パンフレットや劇場に並ぶ商品・その後発売するBlu-ray等をどのようなものにするのかも、それぞれの担当チームと相談しながら決めていきます。大切にしているのは、その作品ならではのオリジナリティです。担当作品が公開したら終わりではなく、公開後の二次利用に関しても関わっていきます。
お祓い・オールスタッフ
水曜日:9:00~11:00@撮影スタジオ
作品がクランクイン目前!無事の撮影と制作スタッフの皆さんの安全を祈願して、スタッフ全員でお祓いをします。撮影所内の神社で行うのですが、私の経験では不思議と雲一つなく晴れることが多いです。清々しく背筋が伸びるひと時です。その後、オールスタッフというスタッフの顔合わせも行います。
プロット打合せ
水曜日:18:00~21:00
まだ形になってはいない企画に関するプロットの打合せです。プロットとは、脚本に進む前の大まかなストーリー構成のこと。どんな企画も、一番大切なことは幹となるストーリーなので、細かく打合せを重ねます。1つの作品が世に出るまでには数年かかることも稀ではないため、公開前作品を進めながら同時に別の作品も育てていきます。
初号試写(合間に事務作業)
木曜日:10:00~16:00@撮影スタジオ
撮影を控えた作品とは別の、完成した作品の初号です。初号とは、完成した本編を関係者に観てもらう初めての試写のこと。プロデューサーは監督と一緒に、観終わった皆さんの感想をドキドキしながら聞いています(笑)
製作委員会
金曜日:11:00~13:00
製作委員会の皆さんに向け、制作状況や宣伝方針を共有していく場です。この作品にはどんな宣伝が必要か?ターゲットはどこなのか?プロデューサーは宣伝プロデューサーと共に細かい戦略を練り、作品が少しでも多くの方に届くように率先して製作委員会を盛り上げていくことが役目です。
ポスター・チラシ打合せ
月曜日:11:00~12:00
作品の顔となるポスター・チラシ・予告編のクリエイティブ進行も宣伝プロデューサーの仕事。優秀なデザイナー・ディレクターさんと、作品の顔となる宣材を制作します。
ここでは自分なりのコンセプトや意図をもって参加します。
完成披露試写会イベント
火曜日:12:00~22:00
イベントを仕掛けるのも宣伝プロデューサーの仕事。
どんなイベントにして、どんな見出しを取るか、宣伝チーム全員で考えます。
キャストやスタッフにとっても映画お披露目の華やかな場。最大限盛り上げます!
宣伝資料作成
水曜日:13:00~16:00
打合せ・現場立会いなど、時間の拘束はどうしても多くなっていきます。
そのため1人の時間はとにかく宣伝のアイデアを練って、資料に落とし込みます。いわゆるデスクワークですね。
アイデアを練るだけでなく、「実現するにはどうすべきか?」まで考えるのがキモです。
製作委員会
木曜日:13:00~16:00
製作委員会出資社の宣伝窓口も宣伝プロデューサーの仕事。
様々な考え、意見、立場を尊重しながら、ベストな宣伝を構築していきます。製作委員会は、宣伝の向かう方向を確かめる大切な場です。ここで士気があがって宣伝に協力してもらえるかは、我々宣伝プロデューサーのプレゼンにかかっています!
担当外作品イベントヘルプ
木曜日:17:00~21:00
宣伝部に配属され、一番驚いたのはイベントの多さ。ほぼ毎週…!
イベントの大きな流れに関しては各担当の宣伝プロデューサーが行いますが、キャストのアテンド等に関してはその作品を担当していない宣伝部員がヘルプとして入ります。自分が担当している作品に出ているキャストがいらっしゃることもあり、そこでご挨拶をさせていただくこともあります。
動線・時間管理・仕切りなど、「東宝」という会社の信頼が試されます!各作品助け合いの精神です。
予告編編集作業
金曜日:16:00~18:00
予告編や映画本編等が、お客様にお見せできるようになることを完パケと言います。ラフと呼ばれる段階の各素材を編集し、完成させていくのがこの作業です。
予告編はポスターと並び作品の顔となる宣伝物なので、どのようにしたら主題歌と映像がマッチするのか、この作品の魅力がお客様に伝わり観たいと思っていただけるかを、宣伝チーム一丸となって考え制作しています。
脚本会議
月曜日:15:00~18:00
火曜日:14:00~16:00
本打ち・シナリオ打ち・本読みなどと呼ばれる、脚本会議を行います。監督、脚本家、アニメーションプロデューサー、原作出版社の担当者などの関係者と一緒に事前に共有された原稿について改善点を話し合います。
製作委員会
水曜日:17:00~19:00
アニメーションに共同出資するパートナーが集まって事業状況を確認する定例会議です。東宝のプロデューサーは幹事(製作委員会の実務トップ)を担当することが多いため議事進行を行います。また宣伝パートナーの意味合いも強いため、宣伝面の議論も行います。そのほかにも各事業の窓口となっている部署や会社が報告をしていきます。その作品について今どういう状況で次にどうするのかを、関係する全員が把握する場です。
アフレコ
木曜日:17:00~20:00
アニメーションに声を吹き込む作業です。音響スタジオに関係者が立ち合い収録を行います。急なセリフ変更などについて話し合うこともあるため、可能な限り立ち会います。声優さんや、制作陣と会って話ができるせっかくの機会ですので、ここで先々の予定の確認を行う場合もあります。
ビデオ編集
木曜日:20:00~22:00@編集スタジオ
V編とよばれるアニメ制作の最終工程です。アニメーションプロデューサー(スタジオ側の責任者)と一緒に細かなミスや誤植がないか確認して納品フォーマットを確定させます。深夜におよぶこともあるため、その時は翌日の出社時間などを臨機応変に調整します。
企画書作成
金曜日:15:00~18:00
社内用の企画書や、コンペに提出する企画書を作成します。実はこの企画書を作成する作業が一番大切で、ここでどれだけ賛同者を増やせるかで作品の成否が決まると思っています。現場立ち合いや会議等でまとまった時間をとるのが難しい日も多いので、隙間時間を活用して仕上げていきます。
作品営業
月曜日:12:00~13:00
商品化するにあたり、情報解禁前の作品を中心に他作品でやり取りのある会社や、親和性が高そうな企業を探して営業をかけます。先方へ伺うこともしばしば。意外と外勤が多い部署でもあります。
監修会
月曜日:14:00~18:00@原作元
毎週決まった曜日に作品の原作元へ伺い、監修会を実施します。アニメの商品化権の許諾をいただいている原作元と企画・商品デザインのチェック(監修)を行っています。
事前監修
水曜日:12:00~20:00
毎週取引先には、商品化の企画書から世に出る商品サンプルまでの全ての監修物を提出いただき、作品チームみんなで監修します。本社には監修ルームと呼ばれる、作品監修専用の部屋があるためそこで細かく見ていきます。
商談
木曜日:12:00~13:00
今展開中の商品・キャンペーンの報告を受ける、取引先からの営業持ちかけ、企画の進捗等(企画が通ったあとの具体的な内容詰め)に関する打ち合わせを行います。商談は基本的に本社、またはオンラインで行っています。
現地監修
木曜日:17:00~20:00
催事会場の現地立ち合いを行います。イベント開催前の会場に出向き、セッティングの最終チェック・グッズの並べ方や売り出し方に問題ないか・権利表記が外れていないか等を確認していきます。誤字脱字がここで見つかることもあるため、最後まで念入りに確認しています。カフェの試食会なども!この日ではないですが、地方でイベントがある際は現地監修と立ち合いも兼ねて出張に行きます。
作品社内定例
金曜日:16:00~18:00
毎週、同じ作品を担当している制作・宣伝・ライツ・海外(TOHO Global)の各部が集まりそれぞれの部署から報連相をします。
ライセンスはいただいている企画や商品デザインの共有、描き下ろしのコンセプトやキャラクターラインナップの確認をしています。また、商品やコラボキャンペーンの情報解禁等が作品の宣伝スケジュールと被らないように各所調整もします。
海外作品情報チェック
月曜日:11:00~12:00
主にブロードウェイ、ウエストエンド、韓国などの新作の情報、そして上演中の作品の評価を記事からリサーチします。良いトピックがあればまとめて社内に共有します。
海外スタッフオファー交渉
月曜日:16:00~18:00
作品に参加してほしい海外スタッフもしくはそのエージェントへオファーを送り、条件について細かく交渉していきます。
英語はできればできるだけもちろん役に立ちますが、語学はあくまでも1つの手段であることを忘れず、相手を理解し尊重することを大切にし、丁寧にコミュニケーションをとることを意識しています。
語学力で言えば、最近韓国発の作品を上演することが増えてきたので、韓国語をマスターすることが最近の目標です。
プライベート観劇
火曜日:17:00~20:00
月に2、3本は仕事とは別でプライベートで観劇をしています。もちろん自分の趣味で見たい作品を見に行くこともありますが、趣味にとらわれず幅広く観劇するよう心掛けています。演劇部では誰もが新しい作品企画を提案する機会がありますので、自分の企画に活かせるよう観劇を通して沢山学びを得ています。
契約書レビュー
水曜日:13:00~16:00
木曜日:14:00~17:00
海外スタッフを起用するための契約書、海外の作品を上演するためのライセンス契約など、数多くの様々な作品に関わる契約書を作成、確認し、相手先と内容の交渉をします。
海外スタッフお迎え
水曜日:18:00~20:00
演劇部の多くの作品には海外のスタッフの方々が携わっています。国際室では来日するスタッフ、作家の方々のためにフライト・宿泊・VISA手配などの来日準備を行います。来日時には、滞在先で出迎え、稽古場・劇場へ案内し、日本滞在に不便なことがないようにサポートします。現場の雰囲気づくりに繋がると考えていますので、このお仕事は特に大切にしています。
ライセンス作品初日観劇
金曜日:17:00~21:00
演劇部ではオリジナル作品の海外輸出にも力を入れています。
国際室は上演交渉・契約書の締結・グッズやプログラムの監修などを行い、日本側の権利元と海外のプロダクションの窓口となります。
オープニングナイト(初日のこと)には実際に現地へ出張し立ち会うこともあります。社内の中でも比較的海外出張が多い部署かもしれません。
再開発プロジェクト会議
月曜日:10:00~13:00@帝劇ビルオフィス
自社物件A再開発のプロジェクトに関する会議です。建設会社や竣工後の管理・運営をお願いしている会社とともに、近隣や行政との調整や建物の外観から内装まで検討していきます。また、新築計画を詰めていくと同時に既存建物の解体工事についても進捗状況を管理します。
試写鑑賞
火曜日:18:00~21:00@東宝試写室
どの部門の社員であっても、公開前の東宝配給作品を観ることができます。私は映画・アニメ部門の所属ではないですが、建物だけでなく映画・アニメも大事な自社の商品ですので、なるべく試写を鑑賞するようにしています。取引先との打合せでは、「○○の映画観ました」という会話から始まることもあるので、仕事にも役に立っています。
物件検討会議
水曜日:11:00~13:00
現在、自社で所有している物件のうち、近い将来再開発が必要になる物件についての会議です。現行法令や市況の確認、周辺情報などからその敷地にどのような可能性があるのかを検討していきます。検討は建設会社とともに行い、わからないことはまず調べ、それでも理解できないようなら上長に聞くようにしています。
客観的なデータをもとに企画案を練っていきますが、現地に足を運び感じたことなどの主観的な意見を述べることもあります。
出張@関西地区
木曜日:16:00~21:00
金曜日:10:00~20:00
自社物件や他社開発の新物件を視察し、今後の再開発に対するヒントを得ていきます。自社物件に関しては、近隣の様子や商業施設であれば客入りの具合など、実際に見ないとわからないことを中心に物件の現状把握を行っていきます。この出張以外にも、時間をみつけて、首都圏の自社物件などの視察をすることもあります。