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PROCESS

選考フロー大公開

こちらのページでは2024年3月から6月にかけて実施した2025年度新卒採用選考の情報を、一般公開していないデータや人事部のコメントも交えて大公開します!ぜひ参考にしていただければと思います。

※25卒採用の選考フローであり、本年度では変更になる可能性があります。あくまでも参考としてください。

このコンテンツについて

昨今、企業の選考情報をネットで簡単に取得できるようになりました。しかし、そこには不確かな情報や数年前の情報があたかも最新情報かのように掲載されていることもあります。そこで今回、2025年度新卒採用選考の選考フローや人事視点のコメントを開示します。東宝を志望してくださる皆さんは、こちらの情報を参考にしてください。

STEP 1

書類選考WEBテスト/自己PR動画/
エントリーシート

2024.3.1 3.29

書類選考はWEB上で記入するエントリーシート、自己PR動画、ご自宅で受検していただくWEBテストの3つを提出していただきました。学歴フィルター等を行っていないため、WEBテストによる足切りを行いましたが、あまり高いハードルは設けていません。あくまで自己PR動画とエントリーシートで評価しています。動画はデータのアップロード形式で、テーマは「1分間で【自己PR】と【東宝への志望理由】をあなたらしく表現してください。」でした。

面接官

自分らしさを出してほしい!

面接可能な人数まで絞り込む必要があるため、必然的に最初の選考は倍率が高くなってしまいます。ただ、書類選考は準備をどれくらいしたかがよくわかります。まずは伝わりやすい構成を意識し、次に、誰にでも当てはまる内容ではなく、自分なりのオリジナリティある話を盛り込んでいただきたいです。動画に関しては1分制限というルールを守りつつ、ご自身の人柄が表現された自由な動画を期待しています!

内定者

とにかく覚えてもらうことを意識!

WEBテストに関してはトリッキーではなかったので、一般的なテスト対策で問題ないと思います。エントリーシートに書く内容は、その後の面接で深堀りされることを想定して書きました。例えば「好きな映像・演劇作品」についても、「なぜその作品が心に残っているのか」のエピソードトークをしやすいものを選びました。動画は、映画のチラシやグッズ、カンペを持つなどして、視覚的な印象に残りやすい工夫を行いつつ、話す内容は最初にインパクトを与えられるように自分にキャッチコピーをつけたりしていました。

STEP 2

グループ
ディスカッション

2024.5.8 5.10

4~6人で1グループのWEBグループディスカッションでした。1つのテーマについて議論し続けるのではなく、最初に提示されるテーマに対する3つの答えの中から、制限時間内にグループで1つ選択します。選んだ答えに応じて新たな情報と選択肢が追加されていく展開形式のディスカッションでした。

面接官

協力することが大事

一つ一つのディスカッション時間が短いので、合議と判断をスピーディーに行うことが非常に重要です。また、グループ単位の評価ではなく、お一人おひとりのグループでの活躍をみています。そのため、全員が通過するグループもあります。同じグループになった受検者とは互いに協力し合い、ディスカッションをより良く発展させる発言や行動が望ましいです。

内定者

スピード感に置いて行かれないように!

進行や書記などの役割を決めることがNGであり、また特殊な構成で展開が早いため、誰が何という発言をしたかのメモは手元で取っておくことをお勧めします。また、オンラインならではの発言被りはあるので、うまく譲り合いつつ、大事なことはしっかりと意見しました。内容はエンタメに寄ったグループもあったようなので、企業研究をしっかりしておくことが大切です。

STEP 3

WEB面接

2024.5.15/16/20/21

時間は25分程度。受検者1名、面接官2~3名のWEB面接です。一問一答ではなく会話をしながら、ESの記載内容を万遍なく質問しました。同じ時間帯に多くの受検者と面接を行っていましたので、面接日程によって面接官は異なりました。

面接官

志望動機は明確に!

ESは文字数に限りがあるので、面接では記載内容の「具体」を伺います。記載したことだけでなく、その背景やきっかけなどを話せるように準備しておくと良いと思います。特に、志望動機については何度も「なぜ?」を自問自答していくと、解像度が高くなります。また、映画や演劇、アニメの部署を志望するのであれば、好きな作品に明記したものは、その理由などを話せると良いと思います!

内定者

予想できない質問は必ずあるから焦らずに!

時間が25分とある程度長いため、ESの内容全般について聞かれつつ、エンタメ会社ならではの事前予想があまりできない角度からの質問も来ます。そういう時に焦りがちですが、「これは受検者全員が焦る質問」と割り切って、その場でなんとか答えを絞り出しました。とにかく答える姿勢は大切にしました。
また、アピールするために長く話したくなりますが、むしろ言葉のキャッチボールを大事にして、回答は端的に伝えることを意識しました。志望動機は「入社したい理由」に加えて、「入社後にどう活躍したいか」「どうして映画なのか」「どうして東宝なのか」などについても抽象的ではなく、自分の経験をもとにしっかりと言語化できるように対策していました。

STEP 4

人事役員対面面接

2024.5.28 5.30

WEB面接を通過した受検者には本社(東京都内)に来ていただき、対面での面接を実施しました。時間は15分程度で受検者1名、面接官は人事役員・人事部長を含む5名でした。全方位から質問し、熱意や志望度をはかりました。
※海外大学に在籍・留学中の学生に関してはオンラインで実施。

面接官

対面はやはり緊張気味!

初の対面選考なので面接官としては楽しみでしたが、5名と対面するという特殊な状況に緊張される受検者が多い印象です。ここまでの選考でお伺いした内容を全て踏まえ、さらに踏み込んだ質問をしました。また、就活状況なども簡単にヒアリングしました。この時点で多くの企業の選考を受けられていて当然ですので、ヒアリング内容は評価の対象外ですから正直に教えてほしいです!

内定者

一番の鬼門⁉

東宝の選考で初の対面選考であり、かつ面接会場名が「シン・ゴジラ会議室」ということもあり、すごく緊張しました。対面とオンラインでどちらが得意かは人それぞれかと思いますが、対面が苦手な人は、オンラインでは問題なく答えられていたことが急に上手く話せなくなったりしますので、事前に対面選考を経験できていると有利かと思います。
ある程度自分のことを知ってくれている上での質問なので、内容はかなり鋭く、その場で自分なりの考えをしっかり話す必要があったのかなと思います。内定者同士で東宝の選考を振り返っても、この人事役員面接が鬼門だったという人が一番多いです(笑)

STEP 5

最終面接

2024.6.5

東宝本社(東京都内)にて実施する最終選考です。時間は7分で受検者1名、面接官は社長を含む役員7名でした。非常に短い時間ですが全方位に質問をしました。

面接官

あとは祈るのみ!

最終選考は経営陣の評価です。しかも面接会場には人事部が入りません。そのため、最終選考の数日前に人事部との簡単なオンライン面談をセッティング。ここまでの選考を振り返りアドバイスをしながら、人事部も皆さんがベストを出せるようフォローアップをしました。

内定者

全方位選考!

自分の志望部署を担当されている役員はもちろんですが、その他の役員からも質問が来ますので、企業研究の深さと広さの両面が最後の7分で試されたような気がします。また、面接官の人数が非常に多いので、質問をしてくださった役員の方は見つつも、全員に視線を配りながら話しました。非常に短い面接なので、とにかく第一印象を良くするために、元気でハキハキとやり切りました。

内定

2024.6.5

合格者には人事部から直接お電話をします。内定後は面談を実施し、入社意向を伺います。また、同期との仲を深めていただくよう、早々に内定者集合イベントを開催します。