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当社を知って頂く上で、押さえて頂きたいポイント。
それは、実業家・小林一三(こばやし・いちぞう)が創業した会社であることです。
電鉄、娯楽産業、百貨店など多岐に渡る事業を手掛け、成功を収めた小林一三ですが、“事業の基礎を「大衆」に置く”とし、その目は常に人びとの豊かな暮らし、社会の発展に向けられていました。
東宝はいまなお小林一三の理念と精神を大切に受け継いでおり、小林一三が遺した3つの言葉は、「東宝憲章」に定めた社員の価値・行動基準となっています。その3つの言葉をご紹介いたします。
01企業の使命
創業者が起業したいくつもの事業は、そのどれもが「大衆本位」、すなわち「お客様本位」の事業でした。東宝の柱である大衆娯楽に関しても同様です。多くの人に楽しんで頂ける良質なエンタテインメントを通じて、お客様の幸福に寄与したい――。
東宝は、創業の精神を忘れず、映画・演劇を核とした健全なエンタテインメントを「多くの幅広い層のお客様」に提供することを企業の使命と考えます。
02価値観
当社の事業は、お客様の「幸福」のためにあると同時に、会社の繁栄や従業員の生活の安定も、全てはお客様からのご支持の賜ものに他なりません。そのことを常に感謝し、より多くの方々に夢や感動、喜びをお届けしたいと考えます。
03行動の理念
創業者はこれを「我党のモットーだ」と宣言しました。当社は創業以来80年を超えますが、東宝グループの役員・従業員のDNAとして、このモットーは脈々と息づいています。
東宝人は、いかなる状況にあっても、人間として明るく、公明正大に事業活動を進めてまいります。